強い女性!!

2020/01/30 ブログ

お客様の紹介でもう2年以上指導しているAさんの紹介です。

 

彼女は過去に何度も…ちょっと考えられないほど怪我をして、小さい頃、お医者さんから様々な病気を疑われた過去があります。

 

確かに関節のアライメントも複雑でした。

 

ですが私は何度も感心したことがあります。

 

去年だったかな…彼女は骨折しました。

 

年れに関しては個人情報なのでお伝え出来ませんが、私の父親よりも先輩です。

 

骨折したのにも関わらず彼女は数週間休んでパーソナルトレーニングを受けに来ました。

 

「じっとしてると逆に身体がわるくなりそうで」

 

と言って杖を付いてきてくれました。

 

人によって痛みの度合いと言うのは生まれ持って違うそうです。

 

なので無責任にこれがいい、悪いという基準を定義するのは難しいです。

 

ですが関節の一部の骨折で「安静」という判断は無くなっている傾向にあります。

 

例えば彼女のように、足の甲(中立骨)を骨折しました。 昔は家で安静にしていてくださいと言われていました。 ですが「休む」という事は、上半身、心臓、片足も休む事になります。

 

つまりそれらも筋力低下してしまいます。

 

そして生命で一番重要な循環系を休ませる事になります。

 

果たしてこれが正しい判断なのか…

 

海外では怪我をしても動く部分は動かすという事が当たり前です。

 

手術した場合は組織の結合部を正しく判断してもらう必要性がありますが、でも動くなら少しでも動かすというのが重要と言われています。

 

我々の筋肉、腱、靭帯は一度固まってしまうと中々柔らかくならないと言われています。 そして常に組織には血液を循環させる事が重要で(tissue hydration)とも言われています。

 

Aさんは本当に正しい判断、そして私のところに行けば何とかなるだろうと思ってきてくれたそうです。

 

怪我をしてすぐに休んで、全く何もしなくなる人が多い気がします。 運動する事が大事ではなく、とにかく血を廻らすことが重要なんです。 

 

やはり女性はここいう面では強いですよね。 男性はある年代から本当に弱くなる(笑) 彼女は旦那さん、お孫さんのご飯を作らないといけない、買い物に行く、私生活のミッションがありますからね。 

 

ここで気付きますか!?彼女はトレーニングを生活、家族の為にやっているんですよ!!

 

「筋トレは自分磨き!!」「筋トレはビジネスマンとして重要だ!!」

 

時々男性の自己満足でしかないと思ってしまいます。いいですか!!家事には休みが無いんです!!アクティブレストも無いんです!!(笑)

常にオンゴーイングなんです。 そして自分だけでは無く複数なんです。 

 

確かに筋トレするのはいい事ですよ。 

 

でもね…そのトレーニングウェアを洗っているのは誰?帰ったらご飯があるのは誰が用意しているのか。 洗いたくもないねっとりしたプロテインシェイカーを洗っているのは誰?ってなりませんか?

 

また脱線しましたが…(笑)

 

Aさんのように、自分の為にトレーニング、家族の為に身体のメンテナンス、怪我をしてもトレーニングを受けに来る、正しい判断のできる大人、そんなお客さんに出会うと私もたくさん学びがあり、そんな人達とお会いできたらと思います。

 

では、、、