現役アスリートのサポートトレーニング

2019/12/01 ブログ

今回もお客様の紹介です。

 

Sさん。 Sさんは現役の競輪選手です。 以前様々なスポーツをやっていたので、競輪選手とは思えないほど多様性に優れている気がします。

 

こちらに来てから数回は筋力やコアストレングスに特化した内容でトレーニングしていたのですが、数週間前に急に腰部に痛みを感じ始め、しかもレース中に落車しまったそうです。

 

少し休んで痛みを痛みをかばいつつデッドリフトをやったら更に腰痛のハリが増してしまい…そのタイミングでイーフィットネスのトレーニングに来てくれました。

 

Sさんの中でパーソナルトレーナー=「鍛える」という価値だったそうで、トレーニングが心配と言ってました。

 

実は、このケースを改善するのが本来のトレーナーの仕事です。

 

競輪選手が使用しているバイクは、一般人が使用する物と全く違います。 どう努力しても脊柱をニュートラルで股関節を動かす事なんて絶対にできない。

 

ですから筋肉の付き方、体格がどうしても偏ってきます。

 

脊柱起立筋は腰椎の部分に肥大が集中してます。 その状態でデッドリフトすれば、ハムストリング、大殿筋の力は出せない環境にあり、その疲労はダイレクトに腰椎周辺に現れるのは見るだけで分かります。

 

ですが!!アスリートは痛みを逃がしたり、特定の部位に「効かせる」事も得意です。 でも力の流れというのは自然ではなくてはならないので、逃がしながらトレーニングしているといつかは壊れてしまいます。

 

今回、①腰痛、②落車による傷(怪我・痛み)があったので関節可動域のチェックをしつつ、防衛反応を見ました。

 

肩の関節を動かそうとするだけでも、窮屈な動きだったり、痛そうな感じ、目をつぶったり、眉間にしわが寄ったり、呼吸が止まったり。

 

本人は痛みなど感じなくても身体は正直な反応を出します。

 

ですから「呼吸」の改善からやります。

 

呼吸のトレーニングやリストレーションは唯一自律神経をコントロールできるとても重要なトレーニングです。

 

これでブロックされている緊張がかなり取れます。

 

競輪の訓練、トレーニング、筋力を発揮する時には余計な緊張を取り除いて、スムーズにパワーを出せる状態を維持しなくてはなりません。

 

1時間かけてこれらのトレーニングをします。 ここで重要なのが、私は彼の身体に触れない、彼自ら動いて自然な動きを再構築する事。 自ら動作を学び、変化を実感する事。 痛みの変化、可動域の変化、これは人から評価されても本人が理解しない限り意味がありません。

 

そこで変化を感じることで、ルーティーンの一つになります。 呼吸のトレーニングは日本を代表する一部のアスリートは必ずやっているそうです。 そして選手は呼吸のトレーニングすることで緊張が取れるというのを理解しているので、試合前にそれをイメージするだけでも落ち着くそうです。

 

彼はトレーニング終了後、「痛みがでたらここにこればよった」と言ってくれました。

 

トレーナーの価値を伝えるって本当に難しいですよね。

 

でもこうやって我々の価値を知って頂けたらと思ってます。

 

Sさんには長く選手を続け、いい結果が出てくれることを心から願っています。

 

では、、、