ゴルフの為のトレーニングから、意識の変化
今回もお客様の紹介です。
Iさん。 もう3年近くになるでしょうか…
彼はとにかくゴルフが大好き。 週末も必ずと言っていいほどゴルフに行くそうです。
始めはパフォーマンスアップの記事か何かを見て体験を受けて、それからずっと継続してくれてます。
男性なので、柔軟性、可動性に問題があったのでそこから指導し始めました。
Iさんはとにかく頭の柔軟というか、ちゃんと受け入れてくれる男性です。
男性でゴルフと言うと、こだわりが強くて、筋力だ!テクニックだ!なんて頑固に言う方が多いですが、ゴルフは柔軟性、可動性が優れていないとパフォーマンスは上がりません。 特に男性ね(笑)
ファンクショナルトレーニングの定義でもある、「分離と共同」の理論がとても当てはめやすく、お客様にも説明しやすいスポーツの一つです。
そしてJoint by Joint approach、安定を意識する関節、可動性を高めなくてはならない関節を明確に伝えれば、凄く納得してくれます。
私がアメリカに行くと必ず講義を聞きに行く、PGAのストレングスコーチでもあるJason Glassさん。 彼は世界のツアーやチャンピオンシップで活躍するエリート選手を何人も指導しています。
彼から学んだ知識やトップ選手のトレーニング画像などを見せて指導すると、ゴルフ好きの男性陣はとても喜んでくれます。
では世界のエリート選手と言われる彼らはどのようなトレーニングしているか… 実はさっき言ったファンクショナルトレーニングの理論をそのまま実践しています。
ただ!!繊細に完璧にやっています。
そして彼らは、握る、肩の安定性にスイッチが入る、コアに力が入る、などシンプルなエクササイズから、身体に起こるメカニックを自分自身で理解しています。
こいう事を話しているうちに、Iさんも意識が少しずつ変わってきました。 発言することが本当に変わりました。
「普段からの姿勢をよくしないと意味がない」
「全体の柔軟性や筋力を上げないとだめ」
「股関節からの意識」
などテクニックではなく、自分の身体の健康や意識についてよく発言してくれるようになりました。
趣味は…健康でないと続けられません。 趣味は…関節が動かないと続けられません。 趣味は…怪我したらできません。
怪我を予防し、身体的な能力が向上し、健康の意識と知識が高まる、これが今のフィットネスです。 我々はこれをFunctional Fitnessと言います。
Iさんは息子さんや、娘さんを紹介してくれました。
そんな父、男性が増えると嬉しいですね。
では、、、
大久保