難病と向き合う心

2019/11/09 ブログ

今日もお客様の紹介をさせて頂きます。

 

小脳の難病と向き合う男性(Sさん)です。

 

イーフィットネスに通い始めて3年を過ぎます。 私は彼に出会うまでその病名すら知りませんでした。

 

小脳という機能は主に運動機能を支配しています。 ですが喋る機能から、呼吸器まで影響します。

 

彼はもちろん今でも杖なしでは外を歩く事ができません。

 

この日本は…残念な事にこれだけ重い難病と闘う患者も、3カ月間のリハビリしか受け入れてもらえません。

 

ですから彼らは自力で受け入れてくれる施設を探します。

 

この小脳のリハビリはトレーナーも自身もとても難しく、大きな壁に何度もぶつかります。

 

効果が出ているのかも分からない、そして油断すると転倒してしまう。 他のお客様とは違う知識と意識が必要になります。

 

私は彼に出会ってから、勉強する幅と視点が大きく変わりました。

 

私がリハビリをするときは「過保護にならない」という事を重視しています。 立ち上がる時、何かを拾うとき、そして一週間の出来事を話すときも、できる限り彼一人にやってもらいます。

 

ジムというのはとても安全な環境です。

 

ですが外は彼にとったら戦場です。

 

その戦場では助けてくれる人が現れるかも分かりません。

 

ですからいざという時の身体の使い方、身体を使う自信を付けないと彼の生活には全く貢献できません。

 

筋力アップから、バランス、そして自立心を鍛えています。

 

今までに何度も転倒が原因で怪我をした状態でトレーニングを受けに来てます。 多分普通の人は転倒して、捻挫、骨折、流血したらトレーニングなんて休むでしょうね。

 

ですが彼は熱以外は必ずトレーニングを受けにきます。

 

パーソナルトレーナーはこのようにお客様の人生に寄り添うとても重要な職業なんだといつも実感がわきます。

 

Sさんには現状を何年も維持してもらいたいですね。

 

リハビリ難民になっている家族、友人、知人がいましたら一度ご相談下さい。

 

大久保